電気回路増設
現場に行ってみると、玄関脇の壁が盛大に削られています。
なにごと?...と思ったのですが、削った壁の中に電線が入っていますね。
壁の中を通って一回、玄関の廊下の床下に潜っています。
さらにたどっていくと居間中央のベランダ側壁、台所の流しの上、防音室に向かっているようです。図にすると以下のような感じです。
どこも、新規にコンセントを設置する予定の場所です。配電盤からコンセントまでの電気回路を新設をしてくれたようですね。
今回のリフォームでは、ブレーカーが付いている分電盤を交換する予定です。初めは見た目が古くて汚いから...という軽い気持ちで交換をお願いしたんですよね。
ですが、電気回路のことを考慮すれば、当然分電盤の交換は考慮するべきでした。
古い公団の団地のような物件では、使用する電化製品が少なかった時代の設計ですので、電気回路が非常に少ないです。
で、現在設置されている分電盤が下の写真です。電源回路を6系統分取るスペースがありますが、その内の4系統分しか使用していませんね。30アンペアの主ブレーカーの他に、黒い配線用遮断器が4つしかありません。
現状では室内の全ての電気回路は、この4つの配線用遮断器のどれかを通過しています。遮断機を上げたり下げたりして、調べてみると室内の電気回路は上の図右のように分割されているようです。具体的には
1) 物件の北半分の大部分(青)
2) 物件の南半分の大部分(緑)
3) 居室のエアコン専用(ピンク)
4) 台所の壁コンセント1ヶ所+パイプスペース内の給湯器(黄色)
となっています。同じ色のエリアにあるコンセントや照明に流れる電流が20アンペアを超えるといわゆる「ブレーカーが落ちた」状態になるわけです。
こうしてみると、現状の回路数の4つはいかにも少ない感じがします。
特に緑色の部分には、照明が3つ、シーリングファン、テレビ、ビデオなどのAV機器、パソコンやその周辺機器、個室(3)のエアコンなどが集中し、20アンペアでは不安が...。
そういう意味で、図の「M」の位置に新規の電気回路が増設されるのは幸いでした。この部分に新設されるコンセントから、停電を特に嫌うパソコン関連の電源を集中して取ろうと思います。
また、キッチンの「B」の部分に設置されるコンセントも、電気を喰う炊飯器や電子レンジ、オーブンレンジを安心して設置するのに使えそうです。
なお、既設のコンセントは躯体に埋め込まれていますので、そこに繋がる回路をいじることが出来ません。
Mの部分はこのエントリで紹介したように、たまたま壁をふかす必要があり、その他の2ヶ所は新規に壁を作るところでしたので、コンセント増設が容易に行えるところでした。
結果として、我が家の電気回路は7系統になりました。元からあった配電盤は空きスペースを全て使っても6系統分しかありませんでしたので、交換をお願いしておいて良かった...ということになりますね。
電気回路の増設はブレーカー側に余裕があれば理屈では可能ですが、実際に住んでいる家でやろうとすると、現実問題としては電線が壁上に露出したりして美観を損ねますよね。
床まで剥がすフルリフォームなら、床下に配線を隠すことも可能です。リフォーム計画に際しては、利用する家電製品を事前に検討し、回路の増設が必要なら忘れずにお願いしたいところです。
ちなみに、この件は私は全然認識がなかったのですが、リフォーム会社さんの方で判断して、電気屋さんに指示を出してくれたみたいです。
これは良くしていただきました!リフォーム会社さんに感謝です。
ただ、ブレーカーの下の電線の露出部分をどうするのかな?このままだと、露出配線になってしまいそうですが...。
出来たら、この部分も配線を露出させずに上手く処理して欲しいな...と思います。リフォーム会社さんの手腕に期待ですね。



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